青春をもう一度!40代・50代からのバイク復活マニュアル

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ツーリング

リターンライダーとは?今なぜ増えている?

一度バイクに乗っていたけど、仕事や子育てなどで離れていた…そんな方が再びバイクライフに戻る「リターンライダー」が40〜50代を中心に増加中です。
若い頃に感じた“風を切る爽快感”や“自由な旅”の記憶が再燃し、人生の後半戦を自分らしく楽しむ手段としてバイクを選ぶ人が多いのです。

40代・50代リターンライダーに多い動機

  • 子育てがひと段落し、自分の時間ができた
  • 経済的に余裕が出てきた
  • 昔乗っていたバイクにまた乗りたくなった
  • 健康や体力の維持のために趣味を始めたい

また、バイクの性能や安全装備が進化している今は、「昔より快適に乗れる」と感じる人も少なくありません。

リターン前に確認すべき3つのこと

体力・反射神経の変化

年齢を重ねると、反応速度やバランス感覚、視力などが若い頃とは異なります。まずは「今の自分の体で安全に乗れるか?」を確認しましょう。
体力に自信がない人は、軽量な中型バイクから始めるのもアリです。
自動車学校で行なっているペーパードライバー講習やライディングスクールを受け直すのも安心材料になります。

保険と安全装備の見直し

昔よりも交通量や運転マナーが変化している今、安全第一の装備選びはマスト。
バイク保険も補償内容をしっかりチェックし、自分に合ったプランを選びましょう。

リターンライダーにおすすめのバイク

ヤマハ SR400

クラシックな見た目と扱いやすさが人気。車体が軽く、長距離でも疲れにくい設計です。
長年のファンも多く、「昔乗ってた!」という人にはたまらない1台。
エンジンの始動はキックのみというのもメンテナンス目線では◎!

ホンダ CT125 ハンターカブ

オフロードも舗装路もOKな万能モデル。カスタムパーツも豊富で、自分好みに仕上げられます。
ソロキャンプや田舎道ツーリングにもぴったり。

カワサキ W800

大型に再挑戦したい方に。落ち着いた乗り味とクラシカルな外観が、大人のライダーに支持されています。足付きも良く重心も低めなので、

おすすめの装備&便利グッズ

プロテクター付きジャケット

リターンライダーにこそ着てほしい、安全性と快適性を兼ね備えたライディングジャケット。
肩・肘・背中にプロテクターが内蔵されたモデルが主流で、ツーリング中の万が一の転倒から体を守ってくれます。
夏用はメッシュタイプで通気性が高く、冬用には防風・防寒仕様のモデルもあります。
街乗りでも浮かないデザイン性の高いモデルも多く、普段着感覚で着られるのも魅力です。


SG規格以上のヘルメット

年齢を重ねると反応速度や視野の広さが変わってくるため、ヘルメットの安全性には妥協できません。
国内基準「SG」や「JIS」規格をクリアしたフルフェイスまたはジェットヘルメットを選びましょう。
インナーサンバイザー付きや、メガネ対応のモデルもあるので、自分に合った快適性を重視すると◎。
インカムを付けるなら「インカム対応設計」のものを選ぶと取り付けが簡単です。

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腰に優しいサポートベルト

40代・50代になると長時間のライディングで特に負担を感じやすい「腰」をサポートするベルトは必需品。
腰痛持ちの方や長距離ツーリングが好きな方には特におすすめです。
腹圧を高めて姿勢を安定させることで疲労を軽減し、安全運転にもつながります。
着け心地のよいメッシュ素材や、蒸れにくい通気構造の製品が人気です。


復帰後の楽しみ方と注意点

無理せず、のんびり楽しむのが大人流

若い頃のようにスピードを追い求めるより、景色や空気を楽しむ「旅の手段」としてのバイクにハマる人が増えています。
仲間とツーリングをするもよし、一人で気ままに走るもよし。
40代・50代は“無理をしない”“心地よさを大切にする”ライディングスタイルがポイントです。

健康・安全意識を忘れずに

定期的な健康チェック、体調管理、そして装備の見直しを怠らないこと。
バイクは自由とスリルを楽しめる一方で、事故や転倒のリスクもあります。
「楽しむための備え」が、バイク復活を長く続ける秘訣です。

まとめ:もう一度バイクと人生を楽しもう

リターンライダーは、単なる趣味復活ではありません。
バイクは人生を再び豊かにしてくれる相棒であり、自分と向き合う時間をくれる存在です。

40代・50代という「今」だからこそ、落ち着いた視点で安全に、自由に楽しめるバイクライフを始めてみませんか?

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